目と舌と肌、
全身で思い切り味わう、
北陸地方の絶景露天と海の幸
北陸地方の雄大な山々は、厳しい冬を迎える直前の10月下旬から11月中旬にかけて、赤や黄色に輝きます。
爽やかな秋の森を眺めながら温泉でくつろいだ後は、ポカポカになった身体に海の幸のおいしさが染み渡ります。
至れり尽くせりの温泉宿で、この秋を全身で感じてみませんか。
富山県/宇奈月温泉
黒部峡谷の最も上流に位置しながらも駅から近いので、温泉でゆっくりしたい方も、宇奈月・黒部峡谷周辺の観光に出掛けたい方も満足できる宿です。全てのお部屋と露天風呂から黒部峡谷がのぞめる贅沢な間取りが特徴です。さらに、11月末までのトロッコ運行期間には、峡谷を横切るトロッコ列車を眺めることもできます。間接照明を基調としたお部屋でぐっすり眠った翌日は、静かな黒部川に響く鳥の声を聴きながら、爽やかな朝を迎えられることでしょう。
- 露天風呂の特徴
- 宇奈月温泉の最上流から引いた源泉は、無色透明、日本有数の透明度を誇ります。泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、なめらかな肌触り。ミネラルを豊富に含むお湯に身をまかせていると、身体の内側からも外側からも美しくなれるような気がします。いちどに50名が入浴できる大空間なので、開放感たっぷり。11月には紅葉の見ごろとトロッコの運行が重なり、この時期にしか見られない絶景を、大パノラマでお楽しみいただけます。
「天然の生簀」といわれる
富山湾直送の海の幸を堪能- 富山の宝石白えび、富山湾の神秘ホタルイカ、言わずと知れた寒ブリなど、1年を通して旬のおいしさがあふれる富山湾の海の幸。その新鮮で濃厚なおいしさは、訪れる人を魅了してやみません。さらに上質素材の良さをより一層引き立てるのが、熟練した職人たちの卓越した調理技術。3000m級の立山連峰の雪融け水が流れるこの地では、お米や地酒もおいしくいただけるのが特徴です。
富山県黒部市/宇奈月温泉
石川県・加賀温泉郷 山中温泉
美しい渓谷と自然の力で象られた奇岩がそろう鶴仙渓(かくせんけい)。総檜造りの「こおろぎ橋」やぐにゃりと曲がった「あやとり橋」など、渓谷にかかる印象的な橋の数々が紅葉に映える北陸一の景勝地として有名です。この宿は露天風呂からこの鶴仙渓をのぞみ「こおろぎ橋」へも徒歩約11分ほど。美しい景観を楽しみながらお湯につかったり、心地よい渓谷での散策が楽しめたりする宿として人気です。館内には風情ある和室、モダンな洋室などさまざまなお部屋タイプがそろうので、何度訪れても新鮮な印象を覚えます。例年、秋深まる11月中旬頃には、大浴場やロビーの窓から見えるイチョウの大木も鮮やかな黄色に染まり、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
- 露天風呂の特徴
- 加賀温泉郷にある山中温泉は、奈良時代に高僧・行基によって発見されたといわれ、以後1300年も人々の病や疲れを癒し親しまれ続けています。江戸時代には松尾芭蕉が「おくのほそ道」の途上で9日間も滞在し、草津・有馬と並ぶ「扶桑の三名湯」と讃えました。泉質は低張性弱アルカリ性泉カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉で、血圧を下げたり、さまざまな痛みを和らげてくれるといわれています。渓谷美が広がる岩造りの露天風呂で川のせせらぎを聴きながら、加賀の自然や伝統文化に思いを馳せて、一句詠んでみてはいかがでしょうか。
加賀の食材をお好きなだけ満喫できる
オープンキッチンのビュッフェ- お食事は朝夕ともに「キッチンスタジアム」でのバイキング形式。山中温泉はその名の通り山間にありますが、日本海にも近く、甘エビやズワイガニなど様々な海の幸も堪能できます。鉄板焼き、お寿司、天ぷらなど、一流シェフが腕を振るうところを間近に見ながらご家族みなさんで気兼ねなくお好きなメニューを楽しめます。
石川県加賀市/加賀温泉郷 山中温泉